南アフリカ 2013監督、脚本 ドノヴァン・マーシュレザボアドックスが引き合いに出されるのがよくわかる気がします。はっきり言ってドラマ自体は陳腐です。刑事が上層部の汚職に嫌気が差して犯罪に手を染める、というストーリーも含め、変に警官としての正義感が前面に押し ...

スペイン/ルーマニア/ロシア/フランス 2014監督、脚本 マヌエル・マルティン・クエンカ猟奇趣味満開のスプラッターなやつかな、と思いきや、それっぽい描写は極力控え目な落ち着いたタッチの作品でした。ホラーというより、普通に大人のサスペンス、って感じです。孤独と屈 ...

アメリカ 2014監督、脚本 ランディムーア ディズニーワールドで無許可撮影を敢行したことで衆目を集めた1本。作品のウェブサイトには「訴えられるまであと何日」としたカウンターがついており、そのジョークのセンスにはにやり、とさせられますが、ま、マイナーな低予算作 ...

2012 フランス/スペイン監督、脚本 パブロベルヘルスペインの映画賞であるゴヤ賞で10部門における受賞に輝いた作品。モノクロでサイレント、という見る人を選びそうな作品ですが、思いのほかすんなり作品世界に入り込めることは確かです。そこは素直に監督の力量、と認めて ...

2008初版 坂木原レム人間兵器として戦場に投入された「怪獣に変身できる女」が戦後、映画の世界に関わりながら「生きた着ぐるみ」として国家に監視されながらもけなげに生きていく姿を描いた作品。いやもう、とりあえず発想は凄い、とは思います。過分にコメディタッチでは ...

フランス 2014監督、脚本 リュックベッソン リュックベッソンに関してはニキータ以降、全く期待することのなくなった私ですが、それでもですね「彼自身の監督作品で過去最大のヒットを記録した」というのを聞くとやはりちょっと気になってくるわけです。人間は脳の10%しか ...

(1~2巻) 2014初出 連打一人「王様ゲーム」で人気を博した著者が原作なしで挑んだ新作SFアクション。あ、絵が上手だな、と言うのはありました。若干コマ運びが未熟というか、映画で言うところのカメラワークのつたなさみたいなものが少し気になりましたが、それは時間 ...

日本 2014監督 大友啓史原作 和月伸宏原作の、少年漫画ゆえのゆるさが、一番如実に反映されちゃったのが、3部作最後のこの1本かもしれません。つっこみどころ満載なのは相変わらずなんですけど、私が一番こりゃだめだろ、と思ったのは志々雄率いる反乱軍の軍船の登場シー ...

フランス/イタリア 2013監督、脚本 アスガーファルハディ「別離」が実におもしろかったので続けて見てみたアスガーファルハディの作品。相変わらずうまいなあ、と思いました。オープニングのシーンでね、空港のガラス越しにアーマドとマリーが言葉を交わすシーンがあるんで ...

on an island 2006ピンクフロイドのギタリストであるデイヴギルモアの、78年作以来22年ぶりになるソロアルバム。さて私にとってのフロイドとはギルモアであり、リチャードライトなので、もうね、94年の「対」以降、全く音沙汰のなかったフロイドの空白期間を埋める感涙の1枚 ...

wet dream 1978ピンクフロイドのキーボードプレイヤー、リチャードライトのソロアルバム。「wall」製作途中にロジャーウォーターズとの対立が深刻化して、いったん解雇されてますが、その後「対」で復帰。発表時期を鑑みるなら、ちょうどウォーターズともめてた頃ですかね、 ...

2003年初出 久正人講談社マガジンZKC 上、下 「エリア51」「ノブナガン」で近年俄然知名度のあがった久正人のデビュー作。長らく絶版でしたがこのほど講談社から新装版発行。あ、アメリカのサイケデリックロックバンドのことじゃありませんからね、念のため。清朝末期の中 ...

(1~2巻) 1985初出 野部利雄 今は亡き、少年ビッグコミック、ヤングサンデー初期に掲載された作品。子供の頃読んでおもしろかったような記憶があったので、再読してみたわけですが、やっぱり30年の歳月は読者の側にも作品にも経年という名の残酷さを降り積もらせるよな ...

ポンプロックの祖、ブリティッシュプログレの大看板であるジェネシスですが、実は私、プログレ黎明期の有名どころで一番ぴん、ときてないのがこのバンドだったりするんです。一般に評価が高いのが「nursery cryme」であったり「foxtrot」「selling england by the pound」あ ...

2013 アメリカ/オランダ監督 リチャードラーフォースト脚本 クリスWミッチェル ミゲルテハダ=フロレス 監督はオランダのCMディレクターとして名を馳せた人らしいですが、なにゆえ処女作がこのようなスラッシャームービーなのか、さっぱりわかりません。70年代のアメリカ ...

イエスやクリムゾンと並んで英国の代表的なプログレバンド、とみなされてますが、私の感覚ではそれほどややこしいわけでも複雑怪奇なわけでもない、というのが率直な感想です。初期のシドバレット在籍時のアルバムなんか、普通にサイケデリックロックで、プログレのプの字も ...

異論噴出でしょうが、私はこのバンドを、プログレというジャンルの「型」を作ったバンド、と認識しています。どういう素材を用意して、どういう手順、図面で組み立てればこうなるか、それを初めて世に提示したのがクリムゾンではなかったか、と思うんですね。ロックの構造改 ...

2012 イラン監督 アスガーファルハディ脚本 アスガーファルハディベルリン国際映画賞金熊賞を始め、各国の映画賞を総なめにした作品。とりあえず私、イランの映画なんてこれまで見たことがなかったので、タイトルロールやエンドロールのペルシア語が全く読めなかったのが ...

(1巻) 1984初出 藤原カムイ藤原カムイが「ロトの紋章」で有名になる以前に発表していた1話完結形式の連作長編。とりあえず、現代では間違いなく連載にストップがかかるであろう内容です。多分企画も通らないと思う。というのも土人3人組を主人公に据えているから、なんで ...

2014 アメリカ監督 スティーブンクエイル 脚本 ジョンスウェットナムアメリカ中西部の田舎町を史上空前の竜巻が直撃してさあ大変!って作品。この手のジャンル映画に多くをもとめる人は居ないだろうし、私も特別ななにかを期待して見た訳ではないので、それなりに充分満 ...

(1巻) 2014初版 外薗昌也 ここ数年、それしかないのか、と言いたくなるぐらい大流行である、シチュエーションスリラーの流れを踏襲した作品です。マヌケな大学生のグループが運悪く漂着した島に、豚のお面をかぶったチェーンソーキラーが存在した・・・と書くと、アメリ ...

(1~3巻) 1989初版 鈴宮和由 鈴宮和由といえば「とってもひじかた君」しか私は記憶になかったりするのですが、その後、コミックノーラ(廃刊)で活躍されていたみたいですね。今回後追いで3冊読んでみた次第。全5巻完結のようですが、続きは未入手。まあわかりやすく言っ ...

(1~19巻) 1984初出 原作 小池一夫 作画 松森正 日本ボクシング界の父といわれた渡辺勇次郎氏をモデルとした作品。クジラ漁の網元の息子に生まれた勇次郎が、修行のため、と促されて何故かアラスカのエスキモーの元に預けられる展開から物語は幕をあけます。見知らぬ ...

2013 アメリカ監督 デビッド・O・ラッセル脚本 エリックウォーレンシンガー  デビッド・O・ラッセル FBIに弱みを掴まれた詐欺師の男女が、捜査官に脅されて仲間の詐欺師や政治家を逮捕させるために策を弄する羽目になるコメディタッチのドラマ。とりあえずオープニング ...

2011 カナダ/フランス監督 ヴィニ・ヴィルヌーヴ原作戯曲 ワジディムアワッド  プリズナーズがあまりにおもしろかったので、遡って見た同監督の作品ですが、これがまたとんでもない作品で、再び仰天。母の死後、遺言に従い、所在不明の父親と兄を探すために、過去をさぐ ...

(1~2巻) 2014 中村哲也 RPG風中世的世界観を基調としたファンタジー、と言っていいと思います。主人公が「しゃべる」強化装甲をまとい、元は人間であるモンスターと戦う、という設定は古いアニメのようでもあり、流行のゾンビものからの引用のようでもあり、正直なとこ ...

2013 アメリカ監督 アンドリューニコル原作 ステファニーメイヤー TIMEのアンドリューニコル監督作品。私、彼の処女作であるガタカが大好きなもので、アンドリューニコルのSF、というとやっぱりどうしても期待してしまうものはあるんですよね。外宇宙生命体による侵略がほ ...

2012 アメリカ監督 ロバートロレンツ脚本 ランディブラウン グラントリノ以降、久しぶりのクリントイーストウッド主演作ですが、今回もあたりまえのように並み以上におもしろくて、本当にこの人は一体どうなってるんだ、とつくづく感心します。監督はこれまでイーストウッ ...

2012 アメリカ監督 バリーレヴィンソン脚本 マイケルウォラック   パンデミックの恐怖を描いたパニックスリラー。ドキュメンタリータッチでPOV方式を織り交ぜながら物語は進行していくんですが、この作品の最大の失敗は主人公不在の群像劇風にしてしまったことでしょうね ...

ジャズはあんまりよくわからなくてスタンダードもフリーもおおむねこんな感じのもの、としか把握していない門外漢な私ですが、そんな私が人に勧められて聴いて腰を抜かしたのがチックコリア率いるリターントゥフォーエヴァーだったりします。 凄いのはわかるけど、なんかこう ...

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