アメリカ 1980監督 ジョン・カーペンター脚本 ジョン・カーペンター、デボラ・ヒル霧が意思を持って街を襲う超常現象を描いたスペクタクルなホラー。とはいえ、その内実は幽霊もの、だったりするんですが。プロットやシナリオは、正直単純だし、もうひとひねり出来なかった ...

1972年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックスえ、また四畳半もの?と一瞬警戒しそうになるんですが、実は似て別物でおなじみトチローとほとんどキャラのかぶる好川ウタマロなる眼鏡のマントを主人公に据えた異色作が本作。 さえないブ男ながら股間にとてつもない大砲を ...

1972年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス何故か眠ってしまうと前世や来世の記憶をたぐる奇病にとりつかれてしまった主人公のSFファンタジー。 おそらくここからミライザーバンへつながっていったのではないか、と思うんですが、本書の段階では脈絡もなく断片的に妄 ...

イスラエル 2013監督、脚本 アハロン・ケシャレス、ナヴォット・パプシャドイスラエル映画なんて見たことがなかったので一体どんな感じなんだ、と興味津々だったのですが、さほどお国柄みたいなものは作品からは感じられず。予備知識なしでヨーロッパないしはアメリカの映 ...

1971年初出 松本零士奇想天外社 全9巻著者の偉大なるマンネリズム、四畳半もの。 大四畳半大物語とほとんど何も変わらず。 隣のマンションに美人のオーナーがいて主人公に好意的であるとか、セックスコンサルタントのオヤジが隣の部屋にいるとか、設定上の違いは若干あり ...

1971年初出 松本零士講談社マガジンKC 全9巻著者の名をメジャーにした出世作であり、怒濤のマンネリズム四畳半ものの代表格。 しかしこれが少年マガジン掲載って、凄いなあ、と思います。どう考えても少年読者が押入のパンツの山とサルマタケにシンパシーは感じないだろう ...

イギリス 1966監督、脚本 ロマン・ポランスキーコメディといわれればコメディかも、と思えなくもないんですが、登場人物のどこか屈折した描写はなにか含むものがありそうで、うかつに笑えない、というのはありますね。金持ちの芸術家気取りが、若い妻を連れて孤島で楽園を ...

1971年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス<収録短編>パニックワールド夜行都市のミライ黒死鳥4444黄色い兎少年キングに4回にわたって連載された中編「パニックワールド」をメインに短編3作を収録した1冊。 やはり表題作の出来が一番良いか。「パニックワール ...

1971~81年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス<収録短編>闇夜の鴉の物語四つの瞳つるすべき多くの女やけ坂のやけ酒屋先天性充血魔無偉人伝説夜あるき猫あちこちの雑誌に掲載された短編をまとめた一冊。上記リンクは講談社文庫版なんで収録作品が違うかもしれません ...

アメリカ 1976監督 ブライアン・デ・パルマ脚本 ブライアン・デ・パルマ、ポール・シュレイダーヒッチコックの「めまい」に刺激を受けて制作された作品、とのふれこみですが、ヒッチコックをわざわざ引っぱり出すまでもなく、そもそもシナリオに無理がある、と私は思った ...

1971年初出 松本零士奇想天外社<収録短編>空間機甲団マシンナーバン大宇宙番外地ダフィン大野蛮人帯妄想圏消滅大個人戦争模型の時代私が読んだのは倒産した奇想天外社から発行されていた単行本。上記のリンクはkindle版ですんで収録短編が同じなのかどうかはわかりません ...

1971年初出 松本零士奇想天外社<収録短編>銀河鉄道の夜ネアンデルタール大魔女王第3紀大サルマタケ博物史ヤマビコ13号私が読んだのは倒産した奇想天外社から発行されていた単行本。上記のリンクはkindle版ですんで収録短編が同じなのかどうかはわかりません。これとい ...

イギリス 2001監督、脚本 クリストファーノーランモノクロで決して派手なわけでも突飛なわけでもないのに、見始めて10分程度で、ああ、これはおもしろい、と前のめりになりました。作家志望の男が、興味本位で他人を尾行する趣味にふとしたきっかけで協力者を得て、非合法 ...

1970年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス 全6巻著者の偉大なるマンネリズム、四畳半シリーズの原点にあたる作品がこれ。しかしながら原点にしてストーリーもシナリオ構成もあったもんじゃなし。職なし金なし彼女なしの短足眼鏡の貧乏人、大山昇太のデタラメで無軌道 ...

1970年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス 全2巻セクサロイドと同傾向の作品、といっていいと思う。宇宙からやってきた他星人のイヴが主人公と情事を重ねながら、地球を侵略しようとする悪辣な宇宙人と2人で闘う、というストーリーなんですが路線はエロチック・ナン ...

1969年初出 松本零士小学館文庫私が読んだのは合本になる前の旧版全2巻。COMに連載された短編、四次元世界シリーズを収録したもの、と思われますが、シリーズに属さない他の短編も含まれているような気も。 基本どれもSFなんですが、まあとにかく暗い。 大人からも社会か ...

1969~80年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス<収録短編>魔境惑星の恋人シティD60001年愛するレイインパルスドーム猿人1470号空白帯のひとりむすこ地底潜水艦サケザン雷帝適当にエロティックで適当に悲劇的なSFが多く、とりたててどうこういうこともなし。特に傑出 ...

カナダ 2000監督・脚本 ドゥニ・ヴィルヌーヴセルDVDにはなぜか「官能の悪夢」などというわけのわからない副題がついているのですが、とりあえず「官能」は期待してもらっちゃあ困る、と制作陣があわてるレベルです。はてどのあたりが官能?って感じ。エロチックサスペンス ...

1969年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス初期の秀作。 近未来、何故か日本人だけが絶滅した地球で、長期の星間航行から戻った主人公モリが単身その謎を探るための放浪の旅を描いた物語。 今読むといささか陳腐なガジェットや演出、設定は確かにあるんですが、こう ...

1968年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス 全4巻近未来を舞台としたSFスパイ活劇。 当時の流行なんかも取り入れてのスパイものなんでしょうが、設定は結構いい加減です。そもそも物語の基本パターンとして、主人公がセクサロイド・ユキを救うために敵の女とベッドを ...

アメリカ 1973監督 ソウル・バス脚本 メイヨ・サイモン謎の宇宙現象の影響で、蟻が突然知能を持ち、人間を攻撃しだしたら・・・という仮想を描いたパニックSF。そもそも謎の宇宙現象って、なんなんだ、と思わずつっこみたくなってしまうわけですが、きちんと生物学を踏ま ...

1968年~70年初出 松本零士日本文芸社ゴラクコミックス<収録短編>ダイナソアゾーンコスモレディSSミユから来た女大魔女境グレートウエスタンL婦人漂流記未来盗賊アリババ妖女セレスト主に漫画ゴラクに掲載された短編を集めたもの。大人向けのエロありコメディありのSF ...

1968~74年初出 松本零士朝日ソノラマサンコミックス<収録短編>ゼスラス第3紀太陽系狙撃兵天地創造第二番オルバース幽霊夫人ネアンデルタールマシンナーバン冬眠惑星大魔女王第3紀火星令嬢2015年現在、この短編集以前の作品も刊行されていますが、私が若い頃は68年以前 ...

アメリカ 2014監督 アダム・ウィンガード脚本 サイモン・バレット前半はなかなかよかったのでは、と思うんです。いや、そんなに都合よく他人の家族の信頼は勝ち取れないでしょう、と思うひねくれた自分もいたりするんですが、それでもダン・スティーブンスのさわやかな笑 ...

1987年初出 手塚治虫三作ある遺作のうちのひとつ。背が低いことにコンプレックスを持つ、典型的な仕事人間の主人公が人事異動で南米へ着任し、日本的常識の通じない異国で悪戦苦闘する様を描いたある種のサラリーマンもの。 家庭よりも仕事ながむしゃら社員の悲哀を外国文 ...

1987年初出 手塚治虫三作ある遺作の中のひとつ。 かの有名なベートーベンの生涯を描いた大作。 ベートーベンを憎悪するフランツというキャラが作中に登場し、史実とは異なる関係性の描写があるので、物語には手塚流の改変、演出があるんでしょうが、まずは60才近いマン ...

アメリカ 2010監督、脚本 ジョシュア・グランネルあ、意外とちゃんとしてる、というのが観た後の率直な感想でしたね。ホラーコメディ、みたいなキャッチコピーがあったので、もっと滅茶苦茶やってるのかな、と思ったんですが、至極普通にサイコスリラーで、幾分拍子抜けし ...

1988年初出 手塚治虫三作ある遺作のうちのひとつ。 第2部の第1回を描き進めたぐらいのところで絶筆。 ああ、いいところで終わってるなあ、とはがゆいかぎりなんですが、作品自体の完成度はちょっと危うい感じも。 ファウストの現代版をやろうという意図があったのだと ...

1986年初出 手塚治虫ブラックジャックがあまりにヒットしたがために、その呪縛から逃れることが出来ず、二番煎じ、三番煎じとして連載された作品、といっていいでしょう。 アウトローで一匹狼な無免許タクシードライバーの話なんですが、かなり微妙。 そもそもですね、命 ...

アメリカ 1972監督、脚本 ジョン・ウォーターズ伝説的カルトムービーなわけですが、私が見ててまず思ったのは、これ、ほとんど素人映画じゃ・・・・、でした。監督の素性に詳しいわけではないですが、カメラワークといい、演出といい、自主制作レベル。また出てる役者がセ ...

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