ドイツ 1996監督 マルティン・ヴァルツ原作 ラルフ・ケーニッヒもしコンドームとそっくり同じ形状のクリーチャーがいたら・・・という奇想を映像化したドイツ屈指のバカ映画。いや、これもうドイツ云々どころか、バカ映画界屈指、といった方がいいかもしれませんね。私が ...

1991年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>ペンフレンド橋サーカスが来た蜂の巣地図の町首のない彫刻なんかもう、この世の風景と思えん、と初読時震え上がったのが「橋」。山奥の集落にのみ伝わる特異な祭祀の話、と思わせておいて、いざ読み終 ...

1990年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>いじめっ娘脱走兵のいる家生霊の沼赤い糸中古レコード贈る人この単行本ぐらいから伊藤潤二は俄然その本領を発揮してきます。絵柄も安定してきて全盛期に近いタッチに。やはり必読なのは「赤い糸」「中 ...

カナダ 2012監督 スコット・シャーマー原作 トッド・リグニーホラーと言うよりはシリアルキラーを題材としたサイコサスペンスと言った方がいいような気もします。結局この作品が高く評価されたのは、殺人者をその家族、弟の目線で描写したことが目新しく写ったからじゃな ...

フランス 2015監督 ステファヌ・ブリゼ脚本 ステファヌ・ブリゼ、オリヴィエ・ゴルス50歳を超えてリストラにあい、再就職もままならぬまま非情な西洋型社会に翻弄される男の姿を描いた人間ドラマ。いやもうほんと見てて、余所の国の知らない人のお話じゃないなこれ、とつ ...

イタリア 2014監督 サヴェリオ・コスタンツォ原作 マルコ・フランツォーゾサスペンスなのかな?と思って見てたらどんどんスリラーみたいになってきて、見終わってみれば結局家族ドラマだったのか、それとも?・・・ってな作品。まず私が感心させられたのはオープニングで ...

アメリカ 2016監督 ポール・グリーングラス脚本 ポール・グリーングラス、クリストファー・ラウズジェイソン・ボーンシリーズ第5弾にして、マット・デイモンのシリーズ復帰作。いや、普通に面白かったです。実はこの「普通に面白い」ってのが、私にとっては結構重要なこと ...

アメリカ/ギリシャ 2016監督、脚本 ジェフ・ニコルズ人を超えた謎の力を持つ少年を国家機関や新興宗教団体の手から守るべく、逃走の旅に出るその父親と仲間の姿を追ったSFサスペンス。とりあえず前半の緊張感は凄まじかったように思います。もうね、なにが起こってるのか全 ...

アメリカ 2015監督 ターセム・シン脚本 アレックス&ダビ・パストール癌におかされ余命いくばくもない富豪老人が、非合法な先端技術で別の肉体に意識を転移させ、第二の人生を歩もうとするが、そうは問屋がおろさない、すべてがうまく行くわけがないでしょうが!ってな按 ...

1990年初出 伊藤潤二ハロウィン少女コミック館<収録短編>接吻屋敷父の心耐え難い迷路「富江」シリーズが2編収録されてます。今回の富江、もうほとんど遊星からの物体X状態です。すごいことになってます。他2編は独立した短編なんですが、さほど突出した出来とはいえず。サ ...

1989年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>地下室首幻想シナリオどおりの恋リ・アニメーターの剣写真「富江」シリーズが2作と「押切異談」シリーズの第1作目を収録。まだ絵柄は安定してませんが、富江はとどまるところをしらずどんどん怪物化し ...

フランス/チェコ 1973監督 ルネ・ラルー原作 ステファン・ウルシュールで幻想的な作風が高く評価されているフランスのアニメーション作家ルネ・ラルーの代表作と言われる一本。ドラーク族と呼ばれる半漁人の親玉みたいな異星人が、人間をペットとして飼いならす世界を描い ...

イギリス 2015監督、脚本 アレックス・ガーランドまあ、正直にいいますと期待してたほどではなかったです。そもそもですね、人工知能が自我を得たとき、その存在は人類にとってどう写るのか、というテーマ自体がですね、私に言わせりゃ50年前60年前の題材なんですよね。い ...

ソビエト連邦 1986監督 ゲオルギー・ダネリア脚本 ゲオルギー・ダネリア、レヴァス・ガブリアゼ偶然、空間転移装置に触れてしまったことにより、キン・ザ・ザ星雲惑星ブリュクに飛ばされてしまったソビエト人2人の、地球への帰還を目指す旅を描いたSFコメディ。とりあえず ...

アメリカ 1992監督 ダリオ・アルジェント脚本 ダリオ・アルジェント、T.E.D.クライン監督の実の娘であるアーシア・アルジェントを主演に迎えて制作されたサスペンス。「フェノミナ」「オペラ座血の喝采」と、アルジェント偏執の美学が頂点に達したか、と思われる傑作を立 ...

1987~88年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>富江富江part2顔泥棒バイオハウス睡魔の部屋悪魔の論理屋根裏の長い髪楳図かずお以降、目立った変革のなかった日本のホラー漫画界に新風を吹き込んだ天才伊藤潤二の、おそらく最初期の短編集。絵柄 ...

アメリカ 2000監督、脚本 ガイ・リッチー前作、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズをすべてにおいてスケールアップさせたかのような秀作だと思います。もう登場人物が多すぎて、誰の思惑がどこと利害衝突して何がどう転んでるのか把握するのが大変なんです ...

のんびりと帰路の途中、花の窟神社、ってのがあったので寄ってみる。なんか世界遺産に登録されてるらしいです。境内をずいっ、と奥に進むとつきあたりになにやら祭壇らしきものが。え?なにこれ?これで終わり?どこが世界遺産?はあ?と目線を上に向けると・・・。 うおお ...

なんか遠くに滝のようなものが見えるので行ってみることにする。うねうねと整備された山道を抜けて。 なにやら開けたところに出たな、と思いきや、またも那智黒推し。そんなに飴ばっかり食えねえよ!ひとつも買ってないけど。 ほお、那智大滝とな。那智大社とはまた別の神 ...

昨年の年末なんですが、実は熊野へ行っておりました。目的地は熊野那智大社。以前、熊野本宮大社に行ったんで、やはり次は那智だろうと。熊野三山になぜか執着をみせる私。わかっちゃいたんですが、とにかく遠い。高速道路が至近まで開通してないんですよね。朝早く出発した ...

アメリカ 1998監督 アレックス・プロヤス脚本 アレックス・プロヤス、レム・ドブス、デヴィッド・S・ゴイヤーふと目覚めると、自分の過去が一切思い出せない。自分が何者であるのかすらわからない。見覚えのない部屋を探るように歩くと、ベッドの傍らに女の死体が。死体に ...

イタリア 2015監督 エドアルド・ファルコーネ脚本 エドアルド・ファルコーネ、マルコ、マルターニある日突然「神父になる!」と宣言した息子に当惑、翻弄される父親の姿を描いたコメディタッチの人間ドラマ。さて、なぜ父親があわてだしたのか、というと、本人、大病院の ...

アメリカ 1976監督 リチャード・ドナー脚本 デヴィッド・セルツァーエクソシストの後追いな印象は免れませんが、キリスト教圏における邪なる存在を子供の姿でもって具象化して見せた傑作でしょうね、やはり。なんだかんだいって子供って、無垢なる存在である反面、動物的 ...

ベトナム 2014監督、脚本 ヌエン・クワン・ユンベトナム発のヒロイック・ファンタジー。いや、もっとストレートに、ベトナム産マーベル、もしくはDCコミック、と言った方が妥当でしょうね。そこはもうジャケットから想像するイメージそのままで、なんら裏切られることはな ...

アイスランド/デンマーク 2015監督、脚本 ダーグル・カウリ43歳にして初めて女性に恋をした不器用なおっさんの恋路を描いた作品。似たような題材の映画って結構あると思うんですが、この作品が他と違うのは、主人公であるフーシがデブでハゲで戦争オタクで内向的で、職場で ...

2009年初出 伊藤悠小学館ビッグコミックススペシャル 1巻(以下続巻)歴史改変ファンタジーというか、入れ替わりもの、というか。冒頭の展開はSFっぽい感触。悪霊と呼ばれる女戦士を主人公に据えるあたり、ヒロイックファンタジーがやりたいのかな、とも思う。でもきっと目 ...

2005年初版 佐藤大輔/伊藤悠集英社ウルトラジャンプコミックス 1~2巻(全5巻)小説のコミカライズ。佐藤大輔による原作は読んだことがないんですが、まあおおむね想像を裏切らぬ架空戦記ものかな、と。 剣牙虎を操る日本軍の独立部隊と言う設定はSFファンタジーっぽくて ...

アメリカ 1986監督 トビー・フーパー脚本 L・M・キット・カーソンいやーひどい。もー頭痛がしてくるほどひどい。ここまで不出来なB級ホラーを見たのはほんと久しぶりで、なんか鼻の奥がつーん、と激臭でしびれてくるような錯覚さえ覚えましたよ、私は。スラッシャームービ ...

アメリカ 2016監督 クリント・イーストウッド脚本 トッド・コマーニキ2009年に実際起こった旅客機不時着水事故を基とした実話もの。恐ろしく淡々と撮ってます。もうちょっと派手な演出とか意図的なドラマチックさに心砕いてもいいんじゃないか、ってぐらい飾り気がなくて ...

2012年初版 ムライ小学館IKKIコミックスこの短編集を言葉で説明するのはとても難しいんですが、一言でいうならファンタジックでシュール。非常に細かい線の神経質な描画が日本の漫画っぽくない雰囲気も醸してて、その独特の世界観は新時代の才能といえばそう言えなくもない ...

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