2014年初出 つくみず
新潮社バンチコミックス 1~3巻(以下続巻)



なんかよくわからんが文明の崩壊してしまった世界で、少女2人組がキャタピラ・カーに乗って廃墟を放浪するお話。

体裁はディストピアSFですが、内容そのものはそれほどシリアスではなく、ゆるーい感じです。

格別何かが起こるわけでもなく、何かが激しく切迫している様子もない。

その日その日をゆらゆらと浮き草のように彷徨う様子をぼんやりと描写し続けるだけ。

ひょっとしたら全部をひっくり返す凄い展開が先に待ち受けてるのかもしれない、と、勝手な思い込みで3巻まで追いましたが、どうもそういう方向には転ばなさそうで、ちょっと続きを追う気がなくなってきた、ってのが今の状態。

上手にやれば「ヨコハマ買出し紀行」みたいな稀有なる傑作に昇華するかもしれませんが、私の見立てでは何事もなく終わってしまいそうな感じ。

ま、セカイ系で片付けちゃうのが楽でいいかもしれません。

理由や根拠は必要とせず、作品世界の雰囲気にひたれる人向け、でしょうか。

またいつか、大化けした!みたいな情報を得たら続きを読む日も来るかもしれません。



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