カナダ 2015
監督、脚本 マニンダー・チャナ



初めて現金輸送車を警護する任務についたその当日、積み込まれた現金を横領しようとする古株警備員の巻き添えをくってひどい目にあってしまう新人女性警備員の受難を描いたクライム・サスペンス。

少し前に見たメトロマニラという作品と内容が似通ってます。

あっちは新人男性警備員でしたけどね。

ま、結論から先に言ってしまうとメトロマニラより数段落ちる内容です。

キャラの描き分けとかは悪くないんですけどね、やっぱり最大の難点はヒロインに華がないことでしょうね。

ヒロインのジュリー・ロマニウク、この人一体いくつなのか、ネットで探してみてもよくわからなかったんですが、普通におばちゃんです。

しかも美人さんなわけでもなけりゃ、色香漂ってるわけでもない。

なんか地方の小さな定食屋で割烹着きて「サバ煮定食一丁!」とか厨房に向かって声張り上げてそうな。

半端なく生活臭が濃いというか。

何故彼女を主役で抜擢?と最初から最後までそのことばかりがあたしゃ気になってもう。

適材適所、ってのがあるだろう、と。

中堅どころの女子プロレスラーみたいなヒロインにですね「きゃー!」と悲鳴を挙げられてもですね、お前なら自分でなんとかできるだろ、つーか、なんとかしろ!ってな感想しか抱けないわけで。

酷いこと書いてるか、ひょっとして私。

でもね、北斗晶が野郎どもの銃撃戦に為す術もなく怯えてる絵とね、堀北真希が怯えてる絵、どちらを活写した映画をあなたなら見ますか、っつー話なわけですよ、結局は。

ギャグともとられかねないぞ!と。

まあ一応ね、最後にはあっ!と言わせるどんでん返しが待ち受けてたりはするんですが、これもねー、ガイ・リッチーとか、スティング(1973)とか好きなんだろうな、って感じで。

物語の帰結として伏線が収束した結果のオチじゃないんですよね。

最後にひっくり返しておきゃみなさん喜んでくれるでしょ、的な。

整合性なし、矛盾ありで華麗を気どる、とでもいいますか。

うーん、オープニングはなかなかセンスある、と思ったんですけどね、勘違いだったか。

多分、来週にはもう忘れてる。

ダメだこりゃ。





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