2011 アメリカ
監督 ジルスプレガー
脚本 ジルスプレガー カレンスプレガー



日本では未公開の作品でWOWWOWで放映されたっきりあんまり話題にもなってないみたいなんですが、これが意外とよくできたサスペンスでなかなか見ごたえがあります。

営業トークが達者な主人公の保険屋がちょっとした出来心のせいでどんどん予想外の事件に巻き込まれていく、という展開が、スリリングで最後まで飽きさせません。

騙す側の人間がなす術もなく翻弄される構図、というのがこの作品の最大のおもしろさでしょうね。

ある種のメタファーになっている、と考える事もできるかも。

どこかコミカルな印象もあり、ああこれは細部まで緻密に練られているなあ、と感心しました。

最後のどんでん返しは、あっ、と言わされはするものの、オチそのものがどこかで見たような感触をぬぐえず、後一歩届かずか、とは思いましたが、新人監督の作品としては充分及第点でしょう。

これではっとするようなショットが撮れれば化けるような気もします。

グレッグキニアの好演も良。

派手さはありませんがいい映画だと思いますよ。





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