さてデュランデュランというと80年代にティーンだった人にとってはMTV草分けな時代をあでやかに彩ったアイドルグループ、というイメージが濃いのでは、と思われますが、それにしちゃあ不自然なほど曲が良くできてるよな、というのが今に至るまでの私の素直な感想だったりします。

実は長い間私はデュランデュランには外部ライターが居るに違いない、と思っていたのですが、それが間違いだった、と知ったのはたまたまベストを聴いた2000年初頭。

クレジットを見ると当時のヒット曲、ほぼすべてが自作曲だったんですよね。

驚きました。

え、まさかアンディテイラーがここまでできるギタリストだったわけ?と慌てたわけですが、よくよく調べてみるとどうもイニシチアブを握っていたのはキーボードのニックローズのようです。

ああなるほど、と納得。

ギターを弾く人ならわかると思うんですが、普通にギターで作曲していて、あんなコード進行には絶対にならないんですよね。

特にリフレックスとか、弦楽器のシークエンスではあまり発想としてない。

実際、ほとんどギターを必要としていない曲も結構ありますし。

ニューロマンティックと呼ばれるエレクトロポップ風の楽曲群の下地は、先達ロキシーミュージックに見え隠れしていたりもしますが、それを自分達なりに昇華させコンパクトにまとめ上げた手腕は評価されていい、と思います。



ただまあ、各アルバムを通して聴くと、楽曲のばらつきもあったりするんで、入門編としてはやはりベストが一番かと。

歌メロの秀逸さはこの手のジャンルでは屈指、と私は思ってたりします。
 


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