EL&Pの凄さ、というと私はやっぱりギターレスでロックを成立させてしまった部分にあるように思います。

トリオで、キーボードがメインでもこれだけのことが出来るんだよ、と世に知らしめた功績は筆舌に尽くしがたい。

キースエマーソンの多彩さ、天才ぶりは今更言うまでもありませんが、パフォーマンスにおいても革命的だった、と私は思っています。 

当時、誰がキーボードであんな破天荒なプレイをしようなんて考えたか。

あってあたりまえのギターの欠落を埋めようとするあらゆる工夫がこの稀有なプログレバンドを産み出したのだろうなあ、と考えたりもします。

まあ正直いいますと、あまりにも縦横無尽にエマーソンがキーボード弾きすぎてて、まとまりに欠ける楽曲も多いですが、それでも73年のBRAIN SALAD SURGERYまではパッションがほとばしりたおした力作ぞろい。

私の好みで言うなら1stかTARKUSですかね。

 

キーボードってパーカッシヴにもなりうるんだ、と 目から鱗でした。

数年の間凄まじく輝いて、あっという間に失速してしまった印象のあるグループですが、ロックの歴史に楔を打ち込んだであろうことは間違いありません。

余談ですが有名な「展覧会の絵」は私、堕盤だと思います。




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