on an island 2006



ピンクフロイドのギタリストであるデイヴギルモアの、78年作以来22年ぶりになるソロアルバム。

さて私にとってのフロイドとはギルモアであり、リチャードライトなので、もうね、94年の「対」以降、全く音沙汰のなかったフロイドの空白期間を埋める感涙の1枚になったのは間違いないです。

格別何か新しいことをやっているわけではありません。

いつものギルモアのプレイなんですが、そのプレイがね、世界を見渡してもそうそう耳にすることのない彼だけのもの、となれば話は別です。

相変わらずギターのタイム感がもう、素晴らしくて。

1曲目、ギターが切り込んでくる瞬間なんて鳥肌が立ちます。

フロイドのページでも書きましたが、コンマ数秒に命をかけているのか、と言いたくなるほど絶妙の譜割りなんです。

まさにギルモアだけの夢幻世界。

しっとりと落ち着いた内容のアルバムですが、フロイドファンなら文句のつけようがない内容だと思います。

とても60歳のクリエイティビティとは思えません。

本家にも劣らぬ名盤。



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