アメリカ 2013
監督 ギレルモ・デル・トロ
脚本 トラビス・ビーチャム、ギレルモ・デル=トロ



私が初めてこの作品のトレーラーをみて驚いたのは「え、ギレルモ・デル・トロが撮ってるの?」でした。

だってあのデル・トロですよ?

クロノスで私を感動させ、パンズラビリンスで私を号泣させたデル・トロが巨大ロボ?

そりゃヘルボーイとかブレイド2とか撮ってますけどね、私の中ではデル・トロはホラー寄りのアーティスト気質な人、ってイメージが濃かったんです。

それが何故ロボ?

ちょっと疑問だったんであれこれ調べてみて仰天しました。

日本の漫画や特撮が大好きで、円谷英二を尊敬って、wikiに書いてあるんです。

全然知りませんでした。

知らずに97年ごろから追いかけてた、面目ない。

で、それを踏まえた上での本作ですが、とりあえず「つっこんではいけません」。

ここ大事です。

彼がリスペクトしているのは円谷英二なんです。

ガンダムでもエヴァでもないんです。

円谷英二がもし湯水のように制作費を使い、地球規模で巨大ロボットものを撮ったらどうなったか、その答えが本作なんです。

シナリオ、そうとうクサいです。

汗と涙と情です。

あたりまえです、ベースは70年代にあるんだから。

子供だまし?

何を言ってるんですか、特撮の神様に対する異国からの熱烈なオマージュをあなた、一笑に付する気ですか!許しませんよっ!

若い人に伝わらないものは多々あるでしょう。

でももしあなたが少しでもゴジラやウルトラシリーズに触れたことのある人なら、きっと「よくぞやってくれた」と喝采をあげることでしょう。

原点に対する忠実な踏襲と、そこに重ね合わせられた最新の特種撮影技術。

それこそあまたの特撮ファンが見果てぬ夢として望んだ幻の映像そのものではないでしょうか。

熱くなるべし!

ただそれだけだ!

でもデル・トロよ、あの、次は・・・・・2じゃなくて、パンズラビリンスみたいなのも撮ってくれていいんだよ・・・。





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