アメリカ 2014
監督 ギャレス・エドワーズ
脚本 マックス・ボレンスタイン



なんせあのモンスターズのギャレス・エドワーズなんで、相当期待するものはあったんですが、やはり日本発の怪獣映画をハリウッドでリメイクする、と言うのはなにかと難しいものがあるようです。

どうも初期ゴジラのスタンスを踏襲しているようではあるんですが、やはりですね、放射能をくらう怪獣っていう時点で、まだ放射能をネタにするのか、ってのはどうしたってあります。

特に日本人にとって放射能って、70年代とその位置付けが明確に変わってきているように私は思いますし。

富士山を背景に原子力発電所って絵もなんかすごくあざとく感じました。

どこか絵空事なんですよね。

ゴジラを現実に立脚させるための物語上の考察もね、もうどこまでももっともらしさに欠けていて。

それでいて最後は自然崇拝みたいなところに着地って、どこまで夢見がちなんだよ、って話なわけです。

とりあえず渡辺謙は貧乏くじ引かされたな、って感じです。

もうね、居ても居なくても全然問題ないんです。

とても科学者とは思えない。

誰もが期待するであろうゴジラ大暴れなシーンも本当に少なくて。

かといって怪獣に翻弄される人たちの人間ドラマが優れているわけでもない。

シナリオが大きく問題なのは確かですが、なんだかエドワーズの持ち味が出てない気もしましたね。

98年にローランドエメリッヒが監督したゴジラもひどかったですが、なんだかあちらの方がジャンル映画として潔かった気さえしてきます。

残念の一言。





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