1958~75年初出 手塚治虫



主に少女雑誌に掲載された作品を集めた短編集。
 
表題作が一番読み応えがあるか、と思われますが、ロシアに占領される直前のポーランドにおける女性ピアノ奏者のストーリー、短編で料理するにはなにかとテーマが重厚で大風呂敷で、たった100ページほどではもの足りぬ感触もあり。

ただ、ここからルードヴィヒBにつながっていくのか、と思われるような音を絵で表す試みもあり、そういう意味ではとても興味深いです。
 
先生の少女向け短編がお好きな方はお気に入りの作品集になるのではないでしょうか。




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