1972~74年初出 手塚治虫



何故か近年この「鉄の旋律」をチャンピオンでリメイクして連載している漫画家がいましたが、数ある手塚作品の中で、なにゆえこの「鉄の旋律」なのか、正直よくわからん、といいたくなる水準で本作、微妙な出来だったりします。

他に2編の短編が収録されてるんですが、総じて暗いです。
 
ブラックジャック前夜のこの頃の作品は先生の精神状態を反映してか、どれもぱっとしない印象。
 
手塚はもう終わった、と言われていた時期の作品ですが、納得するほどではないにせよ、強硬に反論する材料もみあたらない、といった感触はやはりありますね。

多くの編集者の評価を覆して再び黄金期が到来するのは73年以降です。

漫画の神様は再び第一線に躍り出ます。




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