1978年初出 松本零士
小学館ビッグコミックスゴールド 全2巻



遠い未来、荒れ果てた地球から脱出をもくろむ人類が食肉用として一部の有色人種を同伴したことに端を発する復讐劇を描いた作品。
 
一話完結の連作短編形式なんですが、それぞれのストーリーが独立しているので、設定を同じくしたSF叙事詩っぽい内容になってます。
 
どことなく全体像がつかみにくい、というのはありますね。
 
茫漠と怨念を振り回しながらよくわかんないままエンディングを迎えたというか。

著者の中ではきちんとつながってるんでしょうが、結構な割合で突き放されるので、なかなかそれが読者まで伝わってこない。

カニバリズムにも抵触するエキセントリックさで、いかにもなナショナリズムを掲げる著者らしい作品ですが、 999やハーロックの大ヒットの影でなんとなくうやむやにされちゃった感はあります。

マシンナーズの延長線上にある作品、と言ってもいいかもしれません。




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