アメリカ 1996
監督 ジョン・カーペンター
脚本 ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、カート・ラッセル



ニューヨーク1997の続編。

つっても内容的にはニューヨーク1997とほとんど変わりません。

独裁国家化したアメリカで、大地震の末、監獄島と化したロサンジェルスに潜入するスネーク・プリスキンの活躍を描いた近未来SFなんですが、細部こそ違えどプロットはほぼ同じ。

とりあえず設定がもう前回にも増してかなり中2をこじらせててですね。

これを真面目に近未来SFといっていいのか、という。

終身大統領って、マーベルでもそこまで無茶しないだろう、と。

懲りずにまたもや軍に捕まって、10時間のタイムリミットで任務をはたさねばならないスネーク、というのも、またかよ、しっかりしろよ、何度同じことやらされてるんだよ、って話ですし。

ただ前回より予算が獲得できた分、SFXやアクションシーンは派手になってます。

何も考えずに見る分には楽しいかもしれません。

あえて見どころを探すなら、やはりエンディングですかね。

スネークの判断、その影響の及ぶ範囲を考えると、この思い切りの良さは単に皮肉や風刺じゃかたづけられないほど反骨の極みだったようにも思えます。

まあ、早い話がもう少し躊躇しろよ、ってことだったりもするんですが。

スネークはかっこいいが、作品としてはちょっと困ったことになってる、というのが前回と同じく総評となりますかね。

とどのつまりがSFアクション、みたいな分野がだめなのかもな、カーペンター、と思ったりもしました。

余談ですが敵親玉のクレボ、何故チェ・ゲバラ?





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