アメリカ 1995
監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー



まさかフィンチャーがここまでのものを練り上げてくるとは思わなかった、と多くの人が思ったのではないでしょうか。

「七つの大罪」をなぞらえた連続猟奇殺人事件を描いた作品なわけですが、本作、今あらためて振り返るなら、いわゆるシリアルキラーを扱ったサスペンスの、ある種のスタンダードにすらなってしまったのでは、と私は思いますね。

セブン以降は、みんなこのやり口を真似だしたような気さえします。

サマセットとミルズ、二人の刑事の細やかな心理描写も素晴らしいんですが、それを演じたモーガン・フリーマンとブラッド・ピットの演技もお見事。

見せすぎないのもうまい、と思った。

画作りは言わずもがな。

シナリオもよくできてた。

まさか容疑者の犯行動機が、壮大な〇〇を演出するためだっただなんて、と、私はエンディングで愕然でしたね。

20年たっても結末をはっきり覚えている映画なんて、そうたくさんはありません。

今回あらためて見なおしてみて、全く古さが感じられないのにも驚かされました。

さすがにこれは見ておかないとダメでしょうよ、の部類だと思います。

文句なしの傑作。





movie