1973年初出 日野日出志
マガジンファィブ



ホラーではない、と聞いてはいたんですが、なんせ日野日出志なんで、いったいどのようなカルトなのか、とドキドキしながらページをめくったんですが、思いのほか普通に少年向き冒険マンガで拍子抜け。

太古の地球が舞台の、新天地をもとめる部族大移動を描いた作品なんですが、本宮ひろしが描きそうな熱血ものな展開が多く、何のための特異な設定なのか、とはなはだ疑問。

話を簡単にまとめちゃうなら作者の資質が作品の傾向と合致してません。

もうほんとそれがすべてだと思う。

あとがきに「白土三平を意識した」とありましたが、言われなきゃわからないレベルです。

旧ひばり書房版はものすごい値段がついた希少本、と化していましたが、それに食指をそそられて買い求めると多分がっくりくると思います。

熱心なファン向けですね。

ちなみに未完です。




comic