2015年初出 江野スミ
小学館裏サンコミックス 1巻(以下続巻)



多分、はまる人は猛烈にはまって、そうでない人は、なんだこれ、で終わってしまいそうな漫画。

丸尾末広や高橋葉介、林田球らの影響下にある、みたいな事を作者本人が言ってるみたいですが、まあ一番近いのは丸尾末広でしょうか。

多分本来はもっとエログロなのでは、と思います。

仮にも天下の小学館、ということで自主規制があったよう。

どちらにせよ、この手の作品って、作者と同調できるかどうかがすべてだと思うんですね。

作話云々、演出どうこうの話じゃない。

そこに言及しだすと一度全部解体するところから始めなきゃなんない。

ごめんなさい、それは面倒くさいです。

そこまで私はこの作品に興味を持てなかった。

余計なものを全部そぎ落としたら化けるかも、と思わなくはないんですが、多分、その余計なものにこそ作者の「表現」がある気がするんで、いかんともしがたい、といったところでしょうか。

ギリギリのところでコメディとして成立させようとする危うげなバランス感覚は興味深い、と思いました。

大越孝太郎や籠目真太郎ファンには響くものがあるかも。




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