1987~89年初出 山岸 凉子
角川書店あすかコミックス



<収録短編>
コスモス
死者の家
奈落
銀壺金鎖
夜の虹


「コスモス」「死者の家」は男の浮気を題材に壊れていく家庭や人を描いた短編。

似たような話が過去いくつかあり、既視感を覚えることしきり。
 
「奈落」のテーマは兄弟間のコンプレックスで、これまたお得意のパターン、焼き直しな印象。

「銀壺金鎖」は異母兄弟がそれぞれの視点から不遇だった自分達の過去を振り返るという、ある種のオムニバス形式でストーリーを構築した短編だが、どこかまとめきれなかった印象。

「夜の虹」はエッセイ。

全体に低調な1冊ですかね。

熱心なファン向けでしょうか。



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