1986年初版 山岸 凉子
角川書店全集16



<収録短編>
海の魚鱗宮
狐女
籠の中の鳥
鬼来迎
夜叉御前
八百比丘尼


全集なのであたりまえですが収録作品が過去に出版された単行本と重複。

多分単行本初収録は「海の魚鱗宮」「狐女」「八百比丘尼」だと思うんですが、自信なし。

表題作「海の魚鱗宮」は失われた過去の記憶を巡る優れたサスペンス。

この短編ひとつで映画一本撮れます。

「狐女」は妾腹に産まれた少年と旧家のドロドロを描くインモラルな人間ドラマ。

作者お得意の題材。
 
「八百比丘尼」はちょっと異色作で、トンデモSFというかオチが安っぽいというか、らしからぬB級感が意外。
 
私は単行本未収録作が読みたくて買ったんですが、古くからのファンはあえて買うほどでもないかも。




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