2006年初出 入江亜季
エンターブレインビームコミックス 1巻(全7巻)



魔女っ子メグちゃんとか魔法使いサリーあたりの古いファミリー系魔法少女ものと、奥様は魔女を足して、ファンタジーで割ったかのような内容。
 
このまま、ちょっと不思議なホームドラマ路線を突き進むのか、何か劇的な展開が待っているのか、1巻の時点では予測不可なんですが、荒唐無稽さを上手に覆い隠す独特のユーモアがあるので続巻に期待できそうな作品だな、とは思います。 

一家庭からみた世界のありようを描きながらも、その世界自体を支えているのは実は母親である、としたプロットは実に興味深いですね。

これ、転びようによっちゃあハルマゲドンを題材とした終末SFにもなりかねない、と思うのは私だけか。

まあ、そんなことにはきっとならないんでしょうけど。 

この手のオタ指向でない魔法系ファンタジーを青年誌でやった漫画家ってあまり居ないと思うので、ほんと未知数ですね。 

現実的であることとどう折り合いをつけるかによって、思わぬ傑作になる可能性もあるように思います。

個人的には絵柄があんまり好みじゃない、ってのがあるので続きに手が出るかどうか微妙なところなんですが、放置したままにするのもなんだかひっかかる、というのが実状ですかね。



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