カテゴリ:▶ 漫画 > └少女漫画

1976~77年初出 山岸 凉子白泉社花とゆめコミックス<収録短編>セイレーンパニュキス愛天使この作品集ぐらいからだんだん怖い山岸凉子が顔をのぞかせてきます。まさに真骨頂!とでも言いたくなるのが表題作「セイレーン」。 ギリシャ神話を下敷きにホラーなタッチでストー ...

1973~74年初出 山岸 凉子朝日ソノラマサンコミックス<収録短編>ティンカーベルラプンツェル・ラプンツェルカボチャの馬車わたしの人魚姫ねむれる森の「ティンカーベル」は引っ込み思案でコンプレックスだらけな少女のラブロマンス。少女マンガの王道である。ど真ん中な路 ...

1972年初出 山岸 凉子集英社セブンティーンコミックス掲載紙の性格上の問題もあるとは思うんですが、個人的には相当きつかった長編。第一話は72年に描かれているのでほぼ最初期の作品と言っていいと思います。もう、何もかもが古い。 ストーリーも設定もキャラもいかにも ...

1973~76年初出 山岸 凉子白泉社花とゆめコミックス<収録短編>ひいなの埋葬幸福の王子三色すみれ比較的初期の短編を集めた作品集。絵柄も全盛期に比べればいかにも少女マンガでさらに線が細い感じ。表題作「ひいなの埋葬」は格式や家柄にとらわれた薄幸な皇族の類縁を題材 ...

1996年初出 大島弓子角川書店 全6巻2008年に映画化もされ、「綿の国星」以来と言っていいほど話題になった作品ですが、ああ大島さんも年とっちゃったなあ、ってのが正直な感想。猫を擬人化して描くというマンガでしか表現し得ない革新的な手法を実践した人が普通に猫を猫と ...

1993~95年初出 大島弓子角川書店ヤングロゼコミックス<収録短編>青い固い渋い8月に生まれる子供ロストハウスクレイジーガーデン1,2やはり出色の出来なのは「8月に生まれる子供」か。 突如老化していく奇病に冒された主人公の、残酷にも痴呆が進んでいく有様を作者 ...

1992~93初出 大島弓子角川書店あすかコミックス<収録短編>大きな耳と長いしっぽサバの天国と地獄ジィジィ創作は「ジィジィ」のみ。 大島さんの描く田園の終末、ってな感じの物語なんですが、オチがよろしくない。こりゃ、やっちゃあいかんタイプのオチだと思う次第。  ...

1990~91年初出 大島弓子角川書店あすかコミックス<収録短編>サバの夏が来た恋はニュートンのリンゴすばらしき昼食創作は「恋はニュートンのリンゴ」のみ。 「夏の夜の獏」と「裏庭の柵をこえて」を掛け合わせたような作品。 90年代の作品ゆえか、ゆがんだ世相とマイノ ...

1989~90年初出 大島弓子角川書店あすかコミックス<収録短編>毎日が夏休みサバの秋の夜長わたしの屋根に雪つもりつ表題作「毎日が夏休み」がご都合主義的ながら小気味の良い短編。こんなのありえねえ、と思いつつも大島さんのストーリーテリングのうまさに酔わされますね ...

1988~89年初出 大島弓子角川書店あすかコミックス<収録短編>月の大通りアンブラッセダイエット「月の大通り」「アンブラッセ」は大島さんの飼い猫サバとの日常を描いたエッセイ。 これが後の「グーグーだって猫である」につながっていくのでしょうが、本作のサバは綿の ...

1988年初出 大島弓子角川書店あすかコミックス<収録短編>夏の夜の獏山羊の羊の駱駝のつるばらつるばら綿の国星の手法を応用した「夏の夜の獏」が、自家薬籠中の物とはいえ、じつによくできてると思います。 手の内で転がすだけでなく、きちんとヤマがあってオチがあるん ...

1987年初出 大島弓子角川書店<収録短編>秋日子かく語りきロングロングケーキ庭はみどり川はブルー水の中はティッシュペーパー意外にも全編がなにやらSFっぽいテイストの香る短編集。一番完成度の高いのはやはり表題作「秋日子かく語りき」か。「転校生」みたいなネタと言 ...

1982~85年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>桜時間金髪の草原夢虫・未草水枕羽枕あまのかぐやま快速帆船わたしの〆切りあとさきLIFEノン・レガートダリアの帯 80年代というバブリーで狂乱の時代を大島さんなりに意識したのかな、と思えるエキセントリックであけすけ ...

1978年初出 大島弓子白泉社 全7巻動物を擬人化した漫画は昔からたくさんあるわけですが、間違いなく本作はその最高峰に位置する、と断言する次第。 なんて事はない子猫と飼い主の日常を描いた明確なオチもない漫画なんですが、これがもうわけもわからず胸がいっぱいになる ...

1978~81年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>ヒーヒズヒム草冠の姫パスカルの群れたそがれは逢魔の時間四月怪談赤すいか黄すいか雛菊物語裏庭の柵をこえて一編たりとも駄作なし。普通にラブコメディだったりラブロマンスだったりするんですが、そのどれもが他のどこに ...

1977~78年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>いたい棘いたくない棘夏の終わりのト短調バナナブレッドのプディングシンジラレネーションページワン初読でものすごい衝撃を受けたのが実は「夏の終わりのト短調」だったりする。ラブロマンスに依存しない少女マンガという ...

1976年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>全て緑になる日までアポストロフィSローズティーセレモニーおりしもそのときチャイコフスキーが七月七日にきゃべつちょうちょさようなら女達私が大島さんのマンガに強く惹かれだしたのは実はこの短編集からだったりする。70 ...

1975年初出 大島弓子朝日ソノラマ数少ない長編。 どの国をイメージしてるのかはよくわからないんですが、ラップランドと呼ばれる国からやってきた異邦人、いちごが慣れぬ日本の生活で巻き起こす騒動を描いたドタバタ調のラブロマンス。まあその、すべてにおいて70年代的で ...

1974~76年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>海にいるのはほうせんか・ぱんほたるの泉銀の実を食べたわがソドムへようこそF式蘭丸10月はふたつあるリベルテ144時間ヨハネが好きSF好きの好みで言うなら注目作はやはり「F式蘭丸」か。 えてしてこの手のストーリ ...

1973~74年初出 大島弓子朝日ソノラマ<収録短編>春休みジョカへ花!花!ピーピー草・・・花!野イバラ荘園季節風にのってロジオンロマーニイチラスコーリニコフキララ星人応答せよようやくこの短編集あたりから全盛期の作者に通ずるものがぽつぽつと香りだしてきます。  ...

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