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2007年初出 押切蓮介講談社シリウスKC 1~8巻(全13巻)学園ものホラーコメディであり、幽霊退治もの。なんといってもこの作品が独特だったのは、霊を「物理的」に攻撃することの出来る格闘系女子のリーダーが居る、という設定でしょうね。これって、ほんとありそうでなか ...

2002年初出 小田扉太田出版架空の街、江豆町に暮らす人達の奇妙な風俗や生活習慣を描いた虚構SF。やりたかったことはわかります。ギャグの文脈で仮想現実っぽいことをやらかして、それをシュールな笑いに変えたかったんでしょうけど、まあ、こういうのってやっぱりなかなか ...

2001年初出 小田扉実業之日本社マンサンコミックス1話8ページほどの連作刑事ものコメディ。まあ、ベタといえばベタです。作者らしい、というより、刑事ネタでギャグ漫画やるならこういう感じにせざるを得ないだろうな、って感じ。小田扉独特の間、オチてるのかオチてないの ...

2000年初出 石川賢小学館ikkiコミックス蒙古帝国の大船団(文永の役)に戦いを挑む、謎の暗殺者集団を描いた仮想歴史群像劇。元寇の裏側には実はこんな連中の暗躍があった!って、作者はやりたかったんだろうと思うんですが、うーん、やっぱりね、毎度のことながら緻密な舞 ...

2005年初出 石黒正数少年画報社ヤングキングコミックス 1~2巻(全16巻)メイドカフェ風のうらぶれた喫茶店で働く女子高生を主人公に、学校生活や、商店街の人達とのドタバタを描いたご町内コメディ。物語の構造に注視して論ずるなら、もう本当にこのタイプのコメディは歴 ...

2008年初出 石黒正数講談社KCDXそれぞれ別個の話が別々に進行しているように見せかけておいて、ラストにすべてが交差、収束するミステリ風の近未来SF。なるほどこうくるか、とちょっと唸らされた、というのはありましたね。欲をいえばアリオとはいったいなんだったのか、と ...

2009年初出 石川優吾小学館ビッグコミックス 1~3巻(全15巻)作者の作品といえば「よいこ」ぐらいしか読んだことがなかったので、えっ?SF?と驚かされた、というのはありましたね。特に1巻の展開ときたらSF好きの嗜好をくすぐるシーンだらけで。「時間」が「黒い水」とし ...

初出2005~9年 久慈光久エンターブレインビームコミックス<収録短編>夢侍戦国銃兵孫一雷電突攻弾丸餓鬼1、2千草峠の風舞子の部屋1~10ラピッドファイア鎧光赫赫「狼の口」も一日にして成らず、ってことがよくわかる初期短編集。 ああそうか、元々は時代劇を志向していたの ...

2009年初出 久慈光久エンターブレインビームコミックス 全8巻14世紀初頭のアルプス山脈を舞台に、オーストリアの圧政に対する森林同盟三邦の独立を求める戦いを描いた歴史大作。タイトルの「狼の口」とはアルプス山脈ザンクト・ゴットハルト峠に設けられたオーストリアが管 ...

2004年発出 石川雅之講談社イブニングKC 1~10巻(全13巻)アニメやテレビドラマにもなったメジャータイトルなわけですが、実はそれほど熱心に読んではいない、というのが正直なところだったりします。やっぱりね、どこか「うんちくもの」になっちゃってるように私は思うん ...

初出 2009~2014 伊藤潤二朝日新聞出版社NEMUKIコミックス<収録短編>布団木造の怪富夫・赤いハイネック緩やかな別れ解剖ちゃん黒い鳥七癖曲美耳擦りする女新・闇の声潰談以来、8年ぶりとなるホラー短編集。才能というのは枯渇していくものなのだ、という誰もが認めたくは ...

2000年初出 太田垣康男小学館ビッグコミックス 1~22巻(以下続刊)SFが現実と地続きで、ありえたかもしれない世界を描くものだとするなら、0年代において最も優秀な1作と言えるのがこの作品でしょうね。やっぱり現代を生きる我々にとって、60~80年代が夢想した「宇宙の旅 ...

2008年初出 伊藤潤二講談社ワイドKCいわゆる猫マンガは一定のファンがついているから、誰であれある程度の数字は予測できる固いジャンルかと思うんですが、まさか伊藤潤二がこの分野に参入してくるとは夢にも思わなかった。 講談社の編集は目の付け所が凄いというか、とんで ...

2007年初出 伊藤潤二小学館ビッグコミックススペシャルやっぱり伊藤潤二の長編はどこか冴えない、と改めて実感した一作。アイディアは悪くない、と思うんです。臨死体験を経て、死後の世界を行き来出来るようになった男が、あの世から持ち帰った石で世間の注目を集める、と ...

2004年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<収録短編>双一前線双一の愛玩動物合鏡谷にて幽霊になりたくない蔵書幻影闇の絶唱潰談独特のアイディアが光るのは「幽霊になりたくない」「潰談」の2篇。前者は、霊が見える、というありふれたネタからあらぬ ...

2002年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<収録短編>血をすする闇ゴールデンタイムの幽霊轟音お化け屋敷の謎グリセリド地縛者死刑囚の呼び鈴やはり突出しているのは「グリセリド」か。焼肉屋と油で、よくもまあこんな話が思いつくものだと思います。 ...

2006年初出 小田扉小学館ビッグコミックス街中の路地裏にある小さな釣り堀を舞台とした一話完結形式のギャグ。そんな釣り堀があるわきゃねえ、というところからしてすでにおかしいです。毎回登場するキャラは釣り堀の主人のみで、他にレギュラーは存在しない、というのがこ ...

2003年初出 小田扉小学館ビッグコミックス 1~23巻(以下続刊)実はつい最近までこの漫画、ちびまる子ちゃんみたいに昭和の小学生を描いてるのだ、と私は一方的に思ってました。違った。現代の団地住まいな小学生の日常を追ったギャグだった。なんだかものすごく違和感を感 ...

2002年初出 伊藤潤二/木原浩勝、中山市朗メディアファクトリーMFコミックス<収録短編>隣の女草音墓相海岸ふたりぼっち朱の円現代百物語「新耳袋」を底本とし、ミミと言う名の少女が体験する連作怪異譚として改変、漫画化された短編集。新耳袋は私も好きなんで全部読んでま ...

2004年初出 伊藤潤二小学館ビッグコミックス天才伊藤潤二がものの見事に足を滑らせて派手にすっ転んだ一作、と私は認識。巨大な遊星が地球に接近衝突する恐怖を描いた作品なんですが、何が失敗してるって、題材は間違いなくSFなのに、それを徹頭徹尾ホラーの文脈で語ってし ...

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