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1991初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>楽しい夏休み薄命侵入者寒気案山子楽しい冬休み作者の作風においてもうひとつの機軸といえるホラーギャグ路線の作品「双一シリーズ」が初収録。ただ、個人的には伊藤潤二のホラーギャグって、私はあんま ...

1991年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>ペンフレンド橋サーカスが来た蜂の巣地図の町首のない彫刻なんかもう、この世の風景と思えん、と初読時震え上がったのが「橋」。山奥の集落にのみ伝わる特異な祭祀の話、と思わせておいて、いざ読み終 ...

1990年初出 伊藤潤二朝日ソノラマハロウィン少女コミック館<収録短編>いじめっ娘脱走兵のいる家生霊の沼赤い糸中古レコード贈る人この単行本ぐらいから伊藤潤二は俄然その本領を発揮してきます。絵柄も安定してきて全盛期に近いタッチに。やはり必読なのは「赤い糸」「中 ...

1990年初出 伊藤潤二ハロウィン少女コミック館<収録短編>接吻屋敷父の心耐え難い迷路「富江」シリーズが2編収録されてます。今回の富江、もうほとんど遊星からの物体X状態です。すごいことになってます。他2編は独立した短編なんですが、さほど突出した出来とはいえず。サ ...

1999年初出 井上三太幻冬舎コミック文庫自分の中にもう一つの殺戮者たる人格を持つ男の、狂った復讐劇を描いた作品。 映画にもなった作品ですが、結論から言うと特に印象に残るものはありませんでしたね。 いじめの問題に焦点をあてたことが世相を反映していてタイムリー ...

1998年初出 イダタツヒコ講談社ヤンマガKC 全2巻地方の童歌をキーワードに連続する殺人事件を描いたサスペンスホラー。惜しいところまでいってる、とは思うんです。 都市伝説の真相を探る事が主人公の出生地でもある山奥の寒村でおこった過去の忌まわしい出来事にリンクし ...

1990年初出 イダタツヒコ河出書房新社九龍コミックスいわゆる不思議な力が宿る本とか、人皮でできた魔道書とかその手のアイディアは古くから多くの物語で形にされてきたように思うんですね。 そういう意味で題材に斬新さはない。また、過去の類似作を凌駕するだけの仕掛け ...

1993年初出 イワフチヤスナリ講談社アフタヌーンKC明らかにファントム・オブ・パラダイスが下敷きになっているな、と思われる作品ですが、わかりやすい復讐劇や変身する主人公はアメコミや70年代実写ヒーローもののようであり、ラスボスがあの人という展開は香港映画のよ ...

1998年初出 羽生生純エンターブレインビームコミックス作者の名を世に知らしめた出世作。いかにも「らしい」キャラ設定の特異さや突拍子もない展開と、王道たるラブコメ的アプローチのバランスの良さがヒットの要因か、と思ったりもするんですが、私が優れてると感じたのは ...

1996年初出 羽生生純エンターブレインビームコミックスでたらめに無軌道で破天荒な浮浪者3人組となぜかその3人とつるむことになる主人公のわけのわからぬドタバタを描いた作品。 タイトルに妙なインパクトがありますが内容はそれほどシリアスでない「青」や「アワヤケ」と ...

1995年初出 羽生生純エンターブレインビームコミックス多分作者、初の長編作品だと思うんですが、これがもう相当狂ってます。冒頭、 ボケて巨大化した婆さんが村を壊しながら進軍。なんだこれ、気の触れた円谷プロかよ、なんの絵なんだよ、と思いきや、主人公はそれを取材す ...

1993年初出 羽生生純エンターブレインビームコミックス毎回6ページから12ページの連作短編集。各話に関連性はありません。多分作者のデビュー作だと思うんですが、これがもう後の著作すべてをぶっちぎる勢いで本当にばかばかしくて私は大好き。 マンガならではの実験作やシ ...

1990年初出 滝沢一穂/近藤ゆたかチクマ秀版社江戸時代にウルトラマンを放り込んだらどうなるか、この作品がやってるのはまさにそれ。試みは非常におもしろい、と思います。ありそうで意外となかったプロットでしょうね。ただですね、肝心の江戸時代の描写がちょっとラフすぎ ...

1990年初版 秋恭摩徳間書店SCスペシャル 全6巻来留間慎一が改名して秋恭摩に。なにか思うところあって心機一転、だったんでしょうけど、やってることは「魔神伝」の頃とほぼ変わってません。本作、近未来を舞台とした、魔物狩りを生業とするDACなる組織と、召還プログラム ...

1995年初出 五十嵐大介河出書房新社九龍コミックス 上、下短編集と言うよりは、ショートショート集。この手の作品は昔、奇想天外だとかSFマンガ競作大全集だとかでさんざん読んだような気も。何となく坂口尚の初期を思い出したり。 オチらしいオチもなく、感性に訴えかけ ...

1993~00年初出 五十嵐大介講談社アフタヌーンKC作者最初期の短編集。これが「魔女」にも及ぼうか、という良作がいくつか収録されていてなかなか侮れません。 私が、おおっ、と思ったのが「熊殺し神盗み太郎の涙」。川の中にたくさんの瓶が沈んでいるシーンは軽く鳥肌もの ...

1997年初出 園田健一講談社アフタヌーンKC 全7巻日本のアニメにおける伝統芸ともいえる巨大ロボットものを作者流に再構築してみせた力作。私が感心したのはそのSFマインドの豊かさ。反重力エンジンにナノテクノロジー、軌道エレベーターと、恐らく膨大な設定資料集が背後に ...

1996年初版 吾妻ひでおちくま文庫やっぱり私は失踪日記以前の吾妻ひでおのマンガに適性がない、とつくづく思った次第。おもしろくないわけではないんです。興味深い部分がないわけではない。しかしそれらを全てを飛び越えて、ひきつけられるものがない。 熱心なファンも大 ...

1996年初版 吾妻ひでおハヤカワ文庫 全3巻メジャー誌からドロップアウトし、青年誌やマニア誌に活躍の場を求めていた頃の作品を集めたもの。まあ率直に言って、これを楽しめるのは古くからの吾妻ファンか、コアなSFマニアぐらいではなかろうか、と思います。SFパロディ調の ...

1991年初出 麻宮騎亜講談社アフタヌーンKC 全3巻全裸の女性がいきなり空から降ってきて、地球制服などと口走るという、いかにも80年代の残滓を引きずったSF。私の勝手な想像ですが、この作品、最初は笑いをまじえつつもシリアスな侵略SFにしようとしていたのではないか、と ...

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