カテゴリ:▶ 漫画 > ├漫画:90年代

1993~00年初出 五十嵐大介講談社アフタヌーンKC作者最初期の短編集。これが「魔女」にも及ぼうか、という良作がいくつか収録されていてなかなか侮れません。 私が、おおっ、と思ったのが「熊殺し神盗み太郎の涙」。川の中にたくさんの瓶が沈んでいるシーンは軽く鳥肌もの ...

1997年初出 園田健一講談社アフタヌーンKC 全7巻日本のアニメにおける伝統芸ともいえる巨大ロボットものを作者流に再構築してみせた力作。私が感心したのはそのSFマインドの豊かさ。反重力エンジンにナノテクノロジー、軌道エレベーターと、恐らく膨大な設定資料集が背後に ...

1996年初版 吾妻ひでおちくま文庫やっぱり私は失踪日記以前の吾妻ひでおのマンガに適性がない、とつくづく思った次第。おもしろくないわけではないんです。興味深い部分がないわけではない。しかしそれらを全てを飛び越えて、ひきつけられるものがない。 熱心なファンも大 ...

1996年初版 吾妻ひでおハヤカワ文庫 全3巻メジャー誌からドロップアウトし、青年誌やマニア誌に活躍の場を求めていた頃の作品を集めたもの。まあ率直に言って、これを楽しめるのは古くからの吾妻ファンか、コアなSFマニアぐらいではなかろうか、と思います。SFパロディ調の ...

1991年初出 麻宮騎亜講談社アフタヌーンKC 全3巻全裸の女性がいきなり空から降ってきて、地球制服などと口走るという、いかにも80年代の残滓を引きずったSF。私の勝手な想像ですが、この作品、最初は笑いをまじえつつもシリアスな侵略SFにしようとしていたのではないか、と ...

1994年初出 麻宮騎亜集英社コミック文庫 1~4巻(全8巻)スチームパンク+少年探偵の空想科学冒険活劇ってなところ。 物語の世界観が本当に読んで字のごとくスチームパンクそのままで、もう少しひねっても良かったのでは、と思ったりも。さらには、少年探偵の行動様式も古 ...

1995年初版 芦奈野ひとし講談社アフタヌーンコミックスKC 全14巻世界のゆるやかな黄昏を描いた近未来SF。昔読んだときの感想はなんだかぱっとしないなあ、でした。 地味にホームドラマでヤマなしオチなしか、と当時は思ったんですが、今回、一気に14巻まで通読してその認 ...

1999年初出 あさりよしとお白泉社ジェッツコミックスウルトラジャンプに連載された少年探偵ものならぬ、少女探偵もの。で、往年の探偵小説のパロディであり、コメディです。 着眼点は悪くないと思うし、実際ばかばかしくて結構笑いました。各話の元ネタになっているのは何 ...

1992年初出 あさりよしとお白泉社ジェッツコミックス91年頃の有害コミック規制騒動に反発して描かれたマンガで、少年誌のエロの限界に作者は挑戦するつもりだったらしいんですが、誰にもそうと気づいてもらえなかった、と後述されてる笑える1冊。 まあエロく描こうと思え ...

1991年初出 あさりよしとお講談社パーティコミックス 全11巻黄金バットの造形をそのままいただいて不老不死な無敵の超人の主人公とした脱力系SFコメディ。 いかにもあさりよしとおらしいだらだらとした日常に非現実な展開が楽しいです。ワッハマンが一言もセリフを発する ...

1990年初出 永井豪/石川賢徳間書店キャプテンコミックス全7巻いわゆる「ゲッターロボ・サーガ」と呼ばれるシリーズの中核を担う作品。順番としてはゲッターロボ、ゲッターロボGに続く3作目、となります。このあとに真ゲッターロボ、ゲッターロボアークが発表されてシリーズ ...

1999年初出 石川賢小学館ビッグコミックス 全2巻西遊記を下敷きに、孫悟空を異形の怪物に見立てた終末SF。プロットにさほど目新しさはないんですが、石川賢の精緻な作画が描く孫悟空という名の化け物は、作者ならではの忌まわしき暴力性に満ちていたように思います。こうい ...

1999年初出 ますむらひろしメディアファクトリーMFコミックス 1~2巻(全18巻)作者のライフワーク、アタゴオルシリーズの現時点での最新作。まるでつい昨日まで連載が続いていたかのような違和感のなさで、そこは素直に感心しますし、ストーリーもちゃんとしていて、この ...

1998年初版 日野日出志角川書店作者の比較的近年の作品を集めた短編集。 しかしゾンビマンって、B級アメコミみたいだなあ、と思ってたら内容も本当にその通りでどうにもこうにも。 エンディングがやたら文学的で思わず失笑してしまいましたが、どこかサムライミのダークマ ...

1995年初出 望月三起也ぶんか社コミック文庫 新ワイルド7の続巻、と言っていい内容で、「続」がついたからといって設定が変わっていたり、作中の時間が大きくが経過しているわけではありません。おなじみのキャラも何人か登場。 ちなみに新ワイルド7で敵対していた国際的 ...

1999年初版 オムニバス講談社モーニングKCデラックス 全3巻デビルマンに影響を受けたと公言する漫画家が一同に結集し、それぞれの解釈でデビルマンをトリビュートしたオムニバス作品集。参加している漫画家は、萩原玲二江川竜也寺田克也石川賢永井豪ヒロモト森一岩明均永野 ...

1999年初版 石川賢双葉社アクションコミックス 全7巻過去、石川賢が発表してきた作品の中で世界観を同じくするものを集め、ひとつのシリーズとして再構成したもの。収録されている作品は、新羅生門次元生物奇ドグラドグラ戦記虚無戦史MIROKU5000光年の虎邪鬼王爆烈スカルキ ...

1994年初版 石川賢リイド社SPコミックスやはり注目すべきは表題作の新羅生門でしょうね。平安時代の羅生門を舞台に、陰陽師と魔物の戦いを描いたオカルトバイオレンスは当時の陰陽師ブームに触発された風を装いながらも虚無戦記シリーズに連なる「次元兵器ドグラ」との戦い ...

1990年初出 石川賢徳間書店少年キャプテンコミックス 全2巻さて、石川賢といえば永井豪との共著によるゲッターロボシリーズが有名なわけですが、実は私、肝心のゲッター、どれも斜め読みしかしてないんですよね。せめてゲッターロボ號ぐらいは完読しなきゃなあ、と思うんで ...

1993年初版 さいとうたかをリイド社 全4巻副題にsilent worldとあるので、著者初期の少年漫画、サイレントワールドとなにか関係があるのかもしれません。本当にさいとうたかをの作品って、ネットをあさっても細かい情報が出てこなくて。自身の手によるリメイクでは、と思う ...

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