カテゴリ:▶ 漫画 > 作家別でないフェバリット

2004年初出 宮下裕樹小学館サンデーGXコミックス 全12巻対犯罪用汎用兵器部隊、通称ギンセイのプロトタイプとして作られた自立型ロボット警官、モンジュの活躍を描いたSFコメディ。ああ、これは細野不二彦の系譜だ、と思いましたね。「現実世界に異物を放り込んでドタバタ ...

2010年初出 押切蓮介幻冬舎バーズコミックス 全2巻すべての著作を追っているわけではないんですが、おそらく作者の最高傑作と言っていい一作なのではと確信する次第。いわゆるホーンテッド・ハウスものなんですが、この作品がすごかったのは、ホラーのセオリーどおり転居し ...

2009年初出 久慈光久エンターブレインビームコミックス 全8巻14世紀初頭のアルプス山脈を舞台に、オーストリアの圧政に対する森林同盟三邦の独立を求める戦いを描いた歴史大作。タイトルの「狼の口」とはアルプス山脈ザンクト・ゴットハルト峠に設けられたオーストリアが管 ...

2000年初出 太田垣康男小学館ビッグコミックス 1~22巻(以下続刊)SFが現実と地続きで、ありえたかもしれない世界を描くものだとするなら、0年代において最も優秀な1作と言えるのがこの作品でしょうね。やっぱり現代を生きる我々にとって、60~80年代が夢想した「宇宙の旅 ...

2002年初出 伊藤勢角川書店ドラゴンコミックス 全2巻近年読んだこの手のマンガの中では一番驚かされた作品。 よりによって角川からこんなド級の伝奇アクションがひっそり発売されていたなんて・・・。マンガ道、あまりに広大にて険し。実際のところコミックドラゴン(廃刊 ...

2013年初出 伊藤静講談社モーニングKC 全2巻一言で言うなら見事化けた、と思います。 薄甘い心優しさみたいなものは相変わらず主人公の性格設定に反映されてはいますが、それ以上に、まさかここまで人の心に潜む負の感情みたいなものをあからさまに描くだなんて想像すらし ...

2009年初版 伊図透双葉社アクションコミックス 全2巻人に触れることでその人の過去や未来が見えてしまう、「接触テレパス」の少女を主人公としたSF。決して目新しくはないです。 筒井康隆の家族百景や七瀬ふたたびを読んでいる人なんかは、パクリじゃん、と揶揄するかも知 ...

2009年初出 イダタツヒコ小学館サンデーGXコミックス 全3巻外宇宙から異星人の惑星改造用のプラントが事故で日本に落下し、そのクレーター内でのみ制限付き異星間外交が始まった時代の物語。ここだけ読むとものすごくガチで本格SFだ!とびっくりする人も居るかもしれません ...

2006年初出 イダタツヒコ小学館少年サンデーGXコミックス 全3巻私にとっては本当に仰天させられた一冊。過去作が嘘のようだ、とすら思いましたね。近年では類を見ないほどの強烈な悪夢系ホラー、と言って良いんじゃないでしょうか。 数ある破滅と再生を描いた物語の中でも ...

1993~00年初出 五十嵐大介講談社アフタヌーンKC作者最初期の短編集。これが「魔女」にも及ぼうか、という良作がいくつか収録されていてなかなか侮れません。 私が、おおっ、と思ったのが「熊殺し神盗み太郎の涙」。川の中にたくさんの瓶が沈んでいるシーンは軽く鳥肌もの ...

2004年初版 五十嵐大介小学館IKKIコミックス 全2巻今のところ五十嵐大介の作品の中で個人的に一番唸らされたシリーズ。ただ世間の論調とは違う部分で私は評価していたりします。 自然に対する敬愛と畏怖が作品の根底にはあり、その手の描写では右に出る者はなし・・・みた ...

1970年初出 篠原とおる小学館ビッグコミックス 全8巻梶芽衣子の名を一躍有名にした「女囚701号/さそり」の原作にして、篠原とおるの出世作。犯罪者を検挙するためならどんな悪辣な手段をも辞さない刑事、杉見の罠にはまって刑務所送りとなった松島ナミの監獄生活を描いた作 ...

2014年初版 吾妻ひでおイーストプレス「不条理日記」の進化系、とでも言うべきシュールなナンセンスギャグ。とはいえ、何が進化してるのか、と問われて、これだ、と明確に答えられるものはなし。なんか進化したような気がする、という。だって、表紙の絵そのままの世界観で ...

2009年初版 吾妻ひでお角川書店作者の若かりし頃を描いた自伝風エッセイ漫画。「失踪日記」以降の作品らしい、精緻な作画が映える高品質な一品、と言っていいでしょうね。 とりあえず背景の書き込みは尋常ではないです。 漫画表現でしかあり得ぬ奇異な人外の造形の数々は ...

2005年初版 吾妻ひでおイーストプレス吾妻ひでおの熱心なファンではないので断言は出来ないんですが、やはりこりゃ「化けた」作品だと思うんですね。 自伝というかエッセイみたいなものが創作を凌駕して圧倒的におもしろい、というのはよくあるケースだと思うんですが、そ ...

2004年初出 麻宮騎亜 秋田書店チャンピオンコミックスRED 全7巻私にとってはいまひとつ食い合わせの悪い漫画家だった麻宮騎亜の作品の中で唯一、これはちょっとおもしろいかも、と思ったのが本作。仮面ライダー以降連綿と続く変身ヒーローものなんですが、ひきこもりのニー ...

1995年初版 芦奈野ひとし講談社アフタヌーンコミックスKC 全14巻世界のゆるやかな黄昏を描いた近未来SF。昔読んだときの感想はなんだかぱっとしないなあ、でした。 地味にホームドラマでヤマなしオチなしか、と当時は思ったんですが、今回、一気に14巻まで通読してその認 ...

1977年初出 竹宮恵子スクエアエニックスGファンタジーコミックス 全3巻なんせ初めて読んだ竹宮恵子のマンガが「風と木の詩」だったので、当時学生だった私は激しい嫌悪感を覚え、それが原体験となり、本当に長い間、氏の作品は敬遠しておりました。 はっきり言って敬遠し ...

1986年初出 ますむらひろしスコラ 全5巻作者のライフワークであるアタゴオルシリーズにおいて、この作品がどういう位置付けなのかよくわからないんですが、これはちょっとあなどれない、と驚かされたのが実は本作。一般には「アタゴオル玉手箱」の評価が高いですが、私は未 ...

1965年初出 白土三平小学館ビッグコミックス 全20巻白土三平の作品の中で一番大好きな一冊。何事か、っていうぐらいおもしろい。少年サンデーで連載されていた初期の数話は子供向けを意識してか、絵柄も違い、忍者アクションものと言った風情ですが、後にビッグコミックで ...

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