カテゴリ: ▶ 漫画

2000年初出 太田垣康男小学館ビッグコミックス 1~22巻(以下続刊)SFが現実と地続きで、ありえたかもしれない世界を描くものだとするなら、0年代において最も優秀な1作と言えるのがこの作品でしょうね。やっぱり現代を生きる我々にとって、60~80年代が夢想した「宇宙の旅 ...

2008年初出 伊藤潤二講談社ワイドKCいわゆる猫マンガは一定のファンがついているから、誰であれある程度の数字は予測できる固いジャンルかと思うんですが、まさか伊藤潤二がこの分野に参入してくるとは夢にも思わなかった。 講談社の編集は目の付け所が凄いというか、とんで ...

2012年初出 桜井画門講談社goodアフタヌーン 1~8巻(以下続刊)まあ、これも世相を反映してる、といえるのかもしれないですが「人に見えて人あらざるもの」を題材とした作品って、最近多いな、と。東京喰種なんかもそうですしね。本作「亜人」も含め、双方ともヒットして ...

2007年初出 伊藤潤二小学館ビッグコミックススペシャルやっぱり伊藤潤二の長編はどこか冴えない、と改めて実感した一作。アイディアは悪くない、と思うんです。臨死体験を経て、死後の世界を行き来出来るようになった男が、あの世から持ち帰った石で世間の注目を集める、と ...

2016年初出 二宮志郎講談社モーニングKC 1巻(全4巻)小池ノクトと絵柄が非常に似通ってるように思うんですが、アシスタントかなんかやってたんですかね?作者は。画力は申し分ないと思います。数ページ読んで、ちゃんとプロでやっていけるだけの力量がある人だ、と思った ...

2014初出 加藤清志エンターブレインビームコミックス 1巻(全2巻)タウンと呼ばれる町で奇妙な能力を持つ異能者と、格子状の傷を持つ異能者を追う主人公の戦いを描いたSFアクション。多分作者はジョジョとか、すごい好きなんだろうな、と思いますね。80年代の少年ジャンプ ...

2004年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<収録短編>双一前線双一の愛玩動物合鏡谷にて幽霊になりたくない蔵書幻影闇の絶唱潰談独特のアイディアが光るのは「幽霊になりたくない」「潰談」の2篇。前者は、霊が見える、というありふれたネタからあらぬ ...

2002年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<収録短編>血をすする闇ゴールデンタイムの幽霊轟音お化け屋敷の謎グリセリド地縛者死刑囚の呼び鈴やはり突出しているのは「グリセリド」か。焼肉屋と油で、よくもまあこんな話が思いつくものだと思います。 ...

1994~2005年初出 駕籠真太郎集英社ヤングジャンプコミックス<収録短編>仰ゲバと尊しDEMON SEEDハンニャハラミタ動物の王国atraxia飛んで目に入る夏の虫尻尾考スカでグロいカルト漫画家として有名な作者の、SF系の作品を集めた短編集。各作品の発表年に10年近い開きがある ...

2011年初出 中平正彦集英社ウルトラジャンプコミックス 1巻(全3巻)あーこっちの方向に進んじゃったのか、って感じでしたね。月面を舞台にそこで暮らす人間に焦点を当てた近未来SFなんですが、実際にやってることは少女+巨大ロボ。本格SFが描ける漫画家であることは前作「 ...

2006年初出 小田扉小学館ビッグコミックス街中の路地裏にある小さな釣り堀を舞台とした一話完結形式のギャグ。そんな釣り堀があるわきゃねえ、というところからしてすでにおかしいです。毎回登場するキャラは釣り堀の主人のみで、他にレギュラーは存在しない、というのがこ ...

2003年初出 小田扉小学館ビッグコミックス 1~23巻(以下続刊)実はつい最近までこの漫画、ちびまる子ちゃんみたいに昭和の小学生を描いてるのだ、と私は一方的に思ってました。違った。現代の団地住まいな小学生の日常を追ったギャグだった。なんだかものすごく違和感を感 ...

2002年初出 伊藤潤二/木原浩勝、中山市朗メディアファクトリーMFコミックス<収録短編>隣の女草音墓相海岸ふたりぼっち朱の円現代百物語「新耳袋」を底本とし、ミミと言う名の少女が体験する連作怪異譚として改変、漫画化された短編集。新耳袋は私も好きなんで全部読んでま ...

2004年初出 伊藤潤二小学館ビッグコミックス天才伊藤潤二がものの見事に足を滑らせて派手にすっ転んだ一作、と私は認識。巨大な遊星が地球に接近衝突する恐怖を描いた作品なんですが、何が失敗してるって、題材は間違いなくSFなのに、それを徹頭徹尾ホラーの文脈で語ってし ...

2017年初版 菅原キク徳間書店リュウコミックス 全2巻コミックアーススターに連載されていた「HOLY HOLY」に描き下ろしのエピローグを加えた新装版。お嬢様学校に通う良家の子女10数名が、船舶事故により名も無き無人島に流れ着くんですが、そこには人を襲う人外の化け物が ...

2002年初版 伊藤潤二小学館ビッグスピリッツコミックス 全2巻もうタイトルからして紙一重です。笑わせたいのか、って話だったりするんですが、内容自体はタイトルにそぐわずカタストロフを描いた怪奇SFだったりするので、そのギャップになにやら戸惑わされたりも。しかしま ...

1998年初出 伊藤潤二小学館スピリッツ怪奇コミックス 全3巻伊藤潤二はどちらかと言えば短編作家ではないか、と私は思ってるんですが、そんな作者の長編唯一の成功例がこの作品ではないか、と。「うずまき」をテーマに連作する、と言う形を取ったことも幸いしたのかもしれま ...

1999年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックスなんでタイトルが富江part3になってるのか当時は困惑したんですが、おそらく、最初に単行本化されたハロウィン少女コミック館を底本として再編集された、伊藤潤二マンガコレクション全16巻が「富江」「富江part ...

1997年初出 伊藤潤二朝日ソノラマ眠れぬ夜の奇妙な話コミックス<収録短編>長い夢トンネル奇譚銅像浮遊物白砂村血譚さて今回も絶好調、伊藤潤二。収録されている5編、どれも甲乙つけがたい出来でハズレ無し。個人的に一番気に入ったのは、日に日に見る夢が長くなる男を描い ...

1963~1980年初出 手塚治虫講談社漫画全集 全2巻各誌で発表されたアトムの登場する短編を収録したもの。2巻は月刊ジャンプに1年ほど集中して連載されたものをまとめて収録。1巻はジャンルも傾向もバラバラ。それこそ大人向けなコメディから少年向けSFまで。ブラックジャッ ...

↑このページのトップヘ